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イタリアの3人組The Mechanical Talesの、自主制作でリリースされたCD-R EP。2013年頃からWEB上にてデジタルで数曲配信していましたが、フィジカルでの音源のリリースは今作が初となります。
大らかな美しさのある穏やかなムードと、緊迫感のある厳かなムードの両方を持って奏でられるドラマティックなヴァイオリン〜ピアノ、幽玄的な霞んだムードを作り出す仄かなシンセ、緩やかで叙情的なギターなどがたおやかに響き渡る、優雅でシネマティックなポスト・クラシカル〜ポストロック。3人編成のシンプルなプロダクションながらも、曲によってはノイズ〜アブストラクトな崩したアレンジのエクスペリメンタルな要素や、ジャズ、室内楽、バルカン・フォーク〜フリー・フォーク〜民族音楽などに通じる要素なども取り入れて、麗しさの中にも時おり実験的な側面やスモーキーな渋みも感じさせるクラシカルなサウンドを作り上げています。Rachel's、Dirty Three、Balmorhea、Sunwrae、Memory Drawingsなどの、ポスト・ロックとポスト・クラシカルの両方とリンクするクラシック系の作品のファンのかたにオススメな作品です。全6曲26分収録。盤はCD-Rで、パッケージはカード・スリーヴでのリリース。
1. Vulcan ♪Listen
2. Vibra
3. Ritorno (bestie)
4. Ritorno (città)
5. Tormento ♪Listen
6. Davanti agli occhi ♪Listen