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00年代初頭〜中頃にMerck、Sending Orbsからアルバムをリリースしていた、フィンランドのJuho HietalaによるBlamstrainの2014年年末にリリースされたフルアルバム。2008年頃からErotusから多数のリリースがありますが、そのほとんどがデジタル・リリースのため、CDのリリースとしてはSending Orbsからの2006年作のアルバム『Disfold』以来のリリースとなります。
荘厳でドラマティックなシンセのドローン、コズミックなシンセ〜エレクトロニック・サウンド、ヴォイス・サンプル〜フィールド・レコーディング・サンプルなどの多種多様なカラフルなサウンドと、グルーヴィーに跳ねるベース、ダンサブルな4/4ビート〜小気味良いパーカッシヴなビートなどによる、トランシーなテクノ〜テック・ハウス〜エレクトロニカ〜アンビエント・サウンド。フロア仕様のリズミカルなビート・トラックと、浮遊感溢れる雄大なアンビエント・トラックの両方で、鮮やかに美しいサウンドを作り上げています。Blamstrainのデジタル・リリース、12インチEPの作品を追っていなかった方には久々に触れる作品なると思いますが、00年代中頃の作品のファンのかたにもオススメなアルバムです。全12曲66分収録。
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