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これまで様々な国の良質なレーベルから作品をリリースしている、アルゼンチンのFederico DurandのフルアルバムがUKのHibernateからリリース。
今作は2014年に行なわれた日本ツアー時にライヴ会場限定で販売されていた、同タイトルの50本限定のカセット・テープ作品に、3曲の新曲を追加してCDで再リリースしたアルバムとなります。淡くにじんだトーンで優しく染み渡る儚いピアノのフレーズと、空間をぼんやりと包む微かなテープ・ノイズ〜プチ・ノイズ、仄かに鳴らされるオルゴールのデリケートな音色などで淡々となだらかに流れていく、ノスタルジックで美しいミニマル・アンビエント〜エクスペリメンタル・サウンド。『Música para Manuel" (マニュエルに捧げる音楽)』と名付けられた今作は、Federico Durandの亡くなった祖父に捧げられており、ピアノ、オルゴール、テープ・ループのみを使ったシンプルで朴訥としたプロダクションながらも、郷愁を誘う思い出がじんわりと浮かび上がって来るような、穏やかで慈しみに満ちたサウンドを聴かせているアルバムとなっています。今作もこれまでのFederico Durandの繊細で美しいサウンドを愛するかたにオススメなアルバムです。オリジナルのカセットテープのリリースの2曲に3曲新曲を追加した、全5曲39分収録。CDは限定200枚でのリリース。
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