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これまでCity Centre Offices、12K、自身のレーベルOktafなどからリリースしている、ドイツのMartin JuhlsによるMarsen JulesのフルアルバムがロシアのDronarivmからリリース。『Beautyfear』『Marsen Jules At GRM』に続く、2014年3作目のアルバムのリリースとなります。
なだらかな揺らめきのシンセのドローン、直線的に広がっていく伸びやかなフィードバックのドローン、ドローン調に加工された荘厳でシンフォニックなストリングスなどをレイヤードした、たおやかで美しいミニマル・アンビエント〜ドローン・サウンド。ゆったりと浮かんでは消えていく穏やかに波打つサウンドと、緩やかな浮遊感のある儚いサウンド、大らかで壮大な広がりのあるサウンドをハーモニックに幾層にも重ね合わせて、一定のトーンで漂い続けるシンプルなプロダクションのサウンドでありながらも、奥行きと広がるのある豊潤で深遠な長尺のトラックを作り上げています。近年の作品でMarsen Julesが聴かせている、穏やかで綺麗なアンビエント〜ドローン・サウンドのファンのかたに今作も引き続きオススメなアルバムです。全1曲45分収録。引き出しのように中のCDを取り出す特殊な紙ジャケットで、限定100枚でのリリース。