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2010年作の前作以来4年振りのリリースとなる、ニューヨークのピアニストDavid Mooreを中心とするBing & Ruthの2ndフルアルバム。作品ごとにDavid Mooreをサポートするメンバーは代わり、前作は11人編成でしたが、今作は7人編成のバンドでのリリースとなります。
途切れることなく流れるようにつま弾かれる華麗で細やかなピアノのフレーズ〜音の消える余韻も緩やかに染み渡るノスタルジックな美しいピアノのフレーズと、チェロ〜クラリネット〜ベースなどの仄かに漂う霞んだドローン調のサウンドによる、メランコリックなポスト・クラシカル〜アンビエント〜エクスペリメンタル・サウンド。ミニマルな反復のフレーズが伸びやかなドローン・サウンドと共に重なり合い増幅するサイケで神々しい荘厳なトラックと、ひとつひとつの音がしみじみと染み渡る叙情的で静ひつなトラックの両方で、Brian Eno、Steve Reich、Lubomyr Melnykなどを彷彿させるサウンドを聴かせています。クラシックと、アンビエント〜ドローンなどが溶け合ったエクスペリメンタル系の作品のファンのかた、ピアノ中心のポスト・クラシカル系の作品のファンのかたにオススメなアルバムです。全9曲57分収録。
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