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2011年作の前作『Invisible City』以来3年振りのリリースとなる、カナダ トロントのポスト・ロック・バンドTunturiaの3rdフルアルバム。これまでは4人組でしたがクレジットを見ると一人抜けて、現在は3人組になっているようです。
もの悲しくも美しいメランコリックなギター・フレーズ〜淡い柔らかいトーンで緩やかに奏でられる清らかなギター・フレーズ、大らかな広がりのあるシンセ〜フィードバックなどで穏やかに漂うドリーミーな優しいサウンドに、伸びやかなトレモロ〜高らかに舞い上がるノイジーなギター・サウンドや、エッジの効いた鋭いギター・サウンドなどの力強いダイナミックなサウンドの展開も織り交ぜた、シネマティックなインスト・ポストロック。ヴォーカルを取り入れているトラックも2曲ありますが、不鮮明なエフェクトのかかった語りと絶叫で、うたというよりもヴォイス・サンプル的な演出といった感じでフィーチャーされています。今作も引き続き荒々しいヘヴィーなサウンドの時も、叙情的でメロディックなサウンドの延長線上にある、壮大で美しい感傷的な世界を作り上げているアルバムに仕上がっています。Oxide Tones、Futurerecordings、The Mylene Sheathなどのレーベルの轟音に綺麗なギター・サウンドも兼ね備えたポスト・ロック作品のファンのかたにオススメなアルバムです。全5曲34分収録。前作と同じく、パッケージはデジパックですが、盤はCDではなくCD-Rでのリリースとなっています。前作『Invisible City』のCD-Rはリリースされてすぐにレーベルストック完売・廃盤になってしまいましたので、ファンのかたは今作もお見逃し無く。