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2010年にリリースされていた、イタリアのDonato Dozzyの1stアルバムが再発。
ゆったりとしたテンポのダビーなダウン・ビート、シャープな4/4ビート、軽快に刻まれるトライバル〜パーカッシヴなアブストラクト・ビートなどと、なだらかに浮遊する幽玄的な催眠シンセ〜ゆらゆらと漂う不鮮明なシンセのドローン〜ディープな仄暗い反響音などが重なり合う霧がかったサウンドによる、ミニマル・テクノ〜ダブ・テクノ〜アンビエント・テクノ。前半は緩いビートのまどろみのアンビエント・サウンドではじまり、徐々に変化しながら中盤〜後半にかけてはうわものの浮遊感は変わらずも、躍動感のあるビートも打ち出してグルーヴィーなトラックに発展していく、ミックスCDのようにつなぎ合わせた幻想的なビート・トラックをアルバム全体を使って作り上げています。カセット・テープ、デジタル、LPなどでのリリースでは、曲名無しの7曲(もしくは9曲)となっておりますが、CDはそれらの全55分の収録内容を2曲で区切って収録しています。ちょうど全体の半分の1曲27分弱で分けて、その中で複数の曲をミックス仕様で曲間無しで繋げている構成となっています。
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