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ノルウェーの2人組Pjuskの4thフルアルバム。前作はイタリアのGlacial Movementsからのリリースでしたが、今作はまた1st、2ndアルバムをリリースしている12Kからリリースされました。
今作はアルバム全体を通して、トランペットを用いて制作。仄かに漂う伸びやかなドローン調のトランペットのハーモニックなサウンドや、トランペットのサウンドを加工したり、サウンド・システムを通して作り替えた、霞んださざ波のノイズ〜不鮮明なドローン、幽玄的なまどろみの反響音、微かな物音のようなアブストラクトなエレクトロニック・サウンド、グリッチ・ノイズ〜クランチ・ノイズなどを重ね合わせた、ディープなミニマル・アンビエント〜ドローン〜エクスペリメンタル・サウンド。特殊な手法で制作された作品ではありますが、冷えた寂し気なムードと、センチメンタルな美しいムードの両方を感じさせる、前作『Tele』の流れを汲む儚くデリケートなサウンドを今作でも聴かせています。引き続きこれまでのPjuskの作品のファンのかたにオススメなアルバムです。Dronarivmからコラボ作をリリースしているSleep Orchestra、DenovaliからリリースしているSaffronkeira、東京のアーティストYui Onoderaがそれぞれ1曲ずつゲスト参加しています。全10曲58分収録。
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