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12インチEPやリミックス・アルバムのリリースはありましたが、オリジナル・アルバムのリリースとしては2012年作の『Aquadisco』以来2年振りのリリースとなる、UKの2人組Seahawksのフルアルバム。
緩やかなスロウなテンポの4/4ビート、ダビーなベースも絡めたゆったりとしたダウンビートと、瞑想的な揺らぎで包み込むサイケ〜スペーシーなまどろみのシンセ、ムーディーでロマンティックなサックス、きらびやかなギター・サウンドなどに、艶やかで美しい男女ヴォーカルのまどろみのうたもフィーチャーした、幽玄的でノスタルジックなアンビエント〜ダウンテンポ〜エレクトロニック・ポップ〜バレアリック・ディスコ。今作はHot Chip、The Horrors、LCD Soundsystemのメンバーや、ヴォーカルでMaria Minerva、Peaking Lights、 Nick Nicely、Tim Burgess (The Charlatans)など多数の豪華ゲストが参加しており、これまでのコズミックなアンビエント〜サイケ〜ニュー・エイジから、AOR、ダブ、ディスコ、ハウスなどまで多様なテイストをブレンドしたチル・アウト・ミュージック〜ムード・ミュージックを、ヴォーカルも入ったバンド編成で作り上げています。ヴォーカルが前に出ているトラックも多く若干これまでとは違った雰囲気もありますが、引き続き今までの作品のファンのかたにオススメな、幻想的で美しいトリップ感を堪能出来るアルバムです。全10曲49分収録。