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Deaf Centerのメンバーで、ソロでもSvarte Greiner〜Xhale〜Solitaire Albread名義でリリースしている、ノルウェーのErik K Skodvinの本名名義での2ndフルアルバム。2010年作の前作『Flare』に引き続き、今作もSonic Piecesからのリリース。
淡々と緩やかに刻まれるフリーフォームなドラム〜パーカッションなどによるプリミティブなリズムと、ぼんやりと仄かに漂うスモーキーなシンセ〜フィードバック〜ストリングスなどのドローンや、もの悲し気なピアノのフレーズ、ピアノ〜ギターの断片的なフレーズのループなどで厳かに漂う、静ひつなダーク・アンビエント〜ポスト・クラシカル〜エクスペリメンタル・サウンド。前作の流れを汲む作風ですが、アコギやストリングスの音色を多く取り入れていた前作よりもフォーキーな面やクラシカルな面が溶解した、漆黒のドローン〜アンビエント・サウンドの比重も増したアルバムとなっています。前作『Flare』〜Deaf Centerの作品のファンのかたや、他のソロ名義の作品をリリースしているMiasmahの作品、Type、Home Normal、Importantあたりのフリージャズ〜サイケ〜民族音楽寄りのエクスペリメンタル系の作品のファンのかたなどにもオススメなアルバムです。Anne Mullerがチェロで、Gareth Davisがクラリネットでゲスト参加しています。全9曲36分収録。布の表紙の本を模したハンドメイドの本型パッケージの初回プレス盤はすでに完売で、現在は厚紙の見開きジャケットのセカンド・プレス盤での在庫となっています。
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