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好評だった2012年作の1stアルバム『Ark』に続いてNo Pain In Popからリリースされた、UKのSamuel HowardによるHallsの2ndフルアルバム。
緩やかなテンポながらも力強いドラム〜ベースによるリズム、粗い質感でざっくりと鳴らされるギター、にじんだもやのかかった淡いシンセ〜オルガン〜ピアノなどの鍵盤楽器、高らかなホーンなどによる荘厳かつ幻想的なサウンドと、賛美歌のような神秘的で麗しいヴォーカルによる、ロマンティックなインディー・ロック〜エクスペリメンタル・ロック。少し仄暗い陰のある耽美的な世界観は変わらずも、今作は前作よりダブ・ステップ、トリップ・ホップ、ダウンテンポなどのビート・トラックよりのサウンドや、エレクトロニック・サウンドが控えめで、バンド・サウンドで前作以上に広がりのあるうた中心のサウンドを作り上げています。ただアブストラクトなノイズやフリーフォームな崩したホーン、激しい轟音ギターなどをバラード調のトラックに盛り込んだ混沌としたアレンジなども時おり見せており、デリケートで美しいうたとサウンドの世界の中にもエクスペリメンタルな一面ものぞかせるアルバムとなっています。前作同様にBon Iver、Radiohead、James Blake、Sigur Rosなどのファンのかたや、Maximilian Hecker、Tamas Wells、Rufus Wainwrightなどのヴォーカルのファンのかたにもオススメです。全9曲40分収録。