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大好評だった2011年作の1stアルバム『No.1』に引き続きKrankyからリリースされた、現在ベルギーを拠点に活動しているChristina Vantzouの2ndフルアルバム。
伸びやかに奏でられるストリングス、ホーン、フルート〜クラリネットなどと、もの悲し気なピアノ、大らかな揺らめきのシンセのドローンなどをレイヤードした荘厳なサウンドに、トラックによっては儚く美しい女性コーラスも溶け込ませた、ドラマティックで美しいポスト・クラシカル〜アンビエント・サウンド。前作に引き続き総勢15名からなるサンフランシスコのオーケストラ集団Magik*Magik Orchestraを全面的にフィーチャーして、オーケストラによるクラシック・サウンドとたおやかなアンビエント・サウンドがミックスされた麗しいサウンドを作り上げています。前作の流れを汲むサウンドですが、やや今作の方がアンビエント〜ドローン・サウンドよりポスト・クラシカル寄りのサウンドになった印象です。Erased Tapes、Sonic Pieces、130701などのレーベルのポスト・クラシカル作品や、From The Mouth Of The Sun、Hammock、Eluvium、The Dead Texanで共に活動しているAdam WiltzieのA Winged Victory For The Sullenなどのファンのかたにオススメです。全11曲34分収録。
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