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スコットランドのGareth Dicksonの、2009年にDrifting Fallingからリリースされていたアルバム『Collected Recordings』が12Kから再発。
なだらかな水の流れのような、細かくたおやかに奏でられるフィンガーピッキングのアコギのアルペジオ、浮遊感のある伸びやかなギター・フレーズなどによるテクニカルかつ朴訥とした優しさ、柔らかさのあるギター・サウンドと、憂いを帯びた儚い歌声による幻想的で美しいフォーク・ロック〜フリー・フォーク。以前12Kからリリースしている2012年作のアルバム『Quiet A Way Away』と同じく、Nick Drakeを彷彿させる弾き語りスタイルのフォーク・ロックと、ギターの音色やその残響音が淡くにじんだ、ギター・アンビエント〜エクスペリメンタル系の作品とも通じる面のあるトラックの両方を聴かせている、うたものファンにもミニマルなアコースティック〜音響系作品のファンのかたにもオススメなアルバムとなっています。Drifting Fallingからのオリジナルは全11曲ですが、12Kからの再発盤は当時制作の楽曲でアルバム未収録・未発表の曲を2曲ボーナス・トラックで追加した全13曲収録。
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