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2008年にTypeからリリースされていた、Peter Broderickの現在廃盤の1stアルバムがErased Tapesから再発。当時はEfterklangのサポート・メンバーとして注目されていました。
ノスタルジックな情景を麗しく描き出していくピアノ、チェロ、ヴァイオリンをメインに、バンジョー、ホーン、ミュージック・ソウ、そしてフィールドレコーディングサンプル~エレクトロニクス~エフェクトなどもかすかに取り入れた、心地良く美しいポスト・クラシカル・サウンド。今作以降ポスト・クラシカル作品だけでなく、フォーキーな作品や、エクスペリメンタル・ポップ〜チャンバー・ポップ作品なども意欲的に制作・リリースしていきますが、今作はピアノとストリングスを中心とした、彼の原点である優雅でかつしみじみとした美しさのあるポスト・クラシカル作品となっています。現在のポスト・クラシカル作品〜Peter Broderickの作品のファンのかたで、今作のオリジナルが廃盤で入手出来なかったかたにぜひ聴いてみていただきたい、ポスト・クラシカルがシーンに定着しはじめていた頃にリリースされた名盤です。収録内容はオリジナルと同じですが、Nils Frahmによってリマスタリングされています。また、オリジナルからジャケットがのアートワークが新装されて、正方形の紙ジャケットでのリリースとなっています。全10曲35分収録。