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00年代初頭〜中期にかけてVertical Formから作品をリリースしていた2人組Corker / Conboyの片割れ、Adrian Corkerのソロ・アルバムがVillage Greenからリリース。
清らかな美しさとセンチメンタルな淡い雰囲気の両方を醸し出しているピアノを中心に、ストリングス、トランペット〜サックスなどのホーン、ダブル・ベース〜ドラムによるジャジーなリズムや、細かいまたたきの断片的なエレクトロニクス〜微かなノイズなどを組み合わせたポスト・クラシカル・サウンド。Corker / Conboy〜ソロで映画音楽を手掛けていたこともあるだけあって、今作でもジャズ、室内楽ポストロック、エレクトロ・アコースティック、アンビエントなどにも通じる要素もクラシック・サウンドのなかに上手く溶け込ませた、厳かでもあり、たおやかな優しさもあるシネマティックなサウンドを作り上げています。Snow Palms、Ryan Teague、Keith KenniffなどのこれまでのVillage Green作品のファンのかたや、Nico Muhly、Johann Johannsson、Olafur Arnalds、Sylvain ChauveauなどのType、Bedroom Community、Erased Tapes、130701あたりのレーベルのポスト・クラシカル系の作品のファンのかたにオススメなアルバムです。全9曲38分収録。
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