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これまでCity Centre Offices、自身のレーベルOktafなどから作品をリリースしている、ドイツのMartin JuhlsによるMarsen Julesの前作『Nostalgia』以来2年振りのリリースとなるフルアルバム。12Kからは初のリリースになります。
ゆらゆらと儚気に漂うデリケートなドローン、直線的に延びていく大らかな広がりのあるドローン、微妙に揺れながら浮遊する柔らかいエレクトロニクス、薄く引き延ばされたような反響音などがハーモニックに重なり合う、瞑想的で美しいミニマル・ドローン〜アンビエント・サウンド。これまでの作品ではピアノやストリングスも入れてクラシックの要素も持ったサウンドを聴かせていましたが、今作は手法を変えて古いジャズのレコードのサンプルを使い、そのサンプルから抽出したサウンドを加工した持続音とそのループから発展させたドローン・サウンドを聴かせている作品となっています。同じように古いレコードの音を使って美しいアンビエント〜ドローン・サウンドを作り上げているStephan Mathieuの作品と同じく、制作の手法がやや特殊ではありますがサウンド自体に特に変な聴きづらさやクセがあるわけではなく、緩やかに移ろうノスタルジックで温かみのあるサウンドが心地良いアルバムに仕上がっています。12Kの穏やかで綺麗目のアンビエント〜ドローン系の作品のファンのかたや、William Basinski、Celerなどのファンのかたにもオススメなアルバムです。全1曲47分収録。
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