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当店のレーベルPreco新作。ニュージーランドのアーティストRhian Sheehanの、オリジナル・アルバムとしては4年振りのリリースとなる4thフルアルバム。2009年作の前作のアルバム『Standing In Silence』と2011年作のEP『Seven Tales Of The North Wind』の2タイトルをセットにした独自編集盤の2枚組作品に続いて、Precoからアルバムをリリース。
ベルやオルゴールの音色なども使ったきらびやかなエレクトロニック・サウンド、壮大で美しいシンフォニックなシンセ、ギターや、ストリングス、ピアノなどが艶やかに鳴らされるオーケストラ・サウンド、伸びやかに音の中に溶け込んだ儚気なコーラス・ハーモニーなどを組み合わせた、エレクトロニカ+ポスト・ロック。サウンドの世界観は『Standing In Silence』と『Seven Tales Of The North Wind』の2作品と共通しながらも、力強いバンド・サウンドの楽曲や、トイ・ポップ・エレクトロニカのような少しローファイな肌触りのサウンド、霞がかったアンビエント・サウンド、シネマティックなクラシック・サウンドの要素をより濃く出した楽曲なども今作では繰り広げており、前作品以上にカラフルで多様性の増したアルバムとなっています。本来の持ち味はそのままに音の世界に広がりが出て、かつ前作を鮮やかに凌駕するひとつひとつの音が存在感を持って躍動している、Rhian Sheehanの才能が存分に発揮された傑作です。Hammock、Helios、Eluvium、American Dollarなどをはじめ、Sigur Ros、Stafraenn Hakon、Johann Johannssonなどのアイスランドのアーティスト、Near The Parenthesis、Last Days、Lights Out Asiaなどのn5MDからリリースしているアーティストなどの、ドラマティックで美しいサウンドを愛する方すべてに大推薦なアルバムです。全12曲45分収録。
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