PayPalのクレジットカード決済システムを利用しています。当店ではカード情報を保持いたしませんので、ご安心いただきお買い物ください。
詳細はお買い物ガイドをご覧ください。
2011年作の前作『Vantaa』に続いてRaster-Notonからリリースされた、フィンランドのSasu RipattiによるVladislav Delayのフルアルバム。
力強く躍動する重たいキックと、その周りで細かく弾けるエコーのかかった刻んだシンセ〜パッド音などによるリズミカルなブロークン・ビート、ダビーなアブストラクト・ビート、スモーキーな4/4ビートなどのグルーヴィーなリズムと、幽玄的な霞んだシンセ、チリヂリとしたクランチ・ノイズ、信号音のようなエレクトロニック・サウンドなどによる空間を仄かに覆う不鮮明なディープなサウンドによる、アブストラクトなダブ・テクノ〜ミニマル・ダブ・エレクトロニカ。Raster-Notonからは初のリリースとなった前作『Vantaa』でレーベルカラーに沿ったような記号的で尖ったエレクトロニック・サウンドと、Vladislav Delayが元々持っていたディープ&ダビーな深海系のサウンドを組み合わせたようなトラックを聴かせていましたが、今作ではよりエッジの効いたビート・トラックを見せており、SND〜Mark Fell、Senking、Alva NotoなどのRaster-Noton作品や、Vladislav Delayもメンバーとして参加しているMoritz Von Oswald Trioあたりにも通じる、ビートを前面に打ち出したアルバムとなっています。ビートとアトモスフェリックなうわものが繊細かつ緻密に溶け合って構築された、Vladislav Delayのトラック・メイキングの手腕が冴え渡るアルバムです。前作の『Vantaa』の路線がお好きだった方にも引き続きオススメです。全8曲59分収録。
♪Listen
♪Listen
♪Listen