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David TaggとMilieu〜Coppice Halifaxなどで多数のリリースを続けるBrian Graingerの2人組SEASの、2009年作の廃盤だった1stアルバムがMilieu MusicのサブレーベルRecycled Plasticsから再発。オリジナルはDavid TaggのレーベルExpanding Electronic Diversityから65枚限定という極少プレスでリリースされておりました。
不鮮明なモコモコとした質感で淡々と刻まれる4つ打ちのキック、テンポは緩めながらも細かく脈打つクリスプ・ビート〜ブロークン・ビート、重々しくうごめくベースなどによるスロウなグルーヴのビートと、霞がかった幽玄的なシンセ〜シンセのドローン、浮かんでは消えていくウェットなトーンの揺らめきのシンセ・フレーズ〜チリヂリとしたさざ波のノイズなどのまどろみのうわもので展開される、ダブ・テクノ〜アンビエント・テクノ〜アンビエント・エレクトロニカ。心地良い清涼感とややダークな寒々しさ、ダビーな要素とアンビエントな要素、瞑想的な浮遊感とグルーヴィーな躍動感、テクノとエレクトロニカなどがバランス良く入り混じったようなビート・トラックを作り上げています。Brian GraingerのCoppice Halifaxでのダブ・テクノ作品や、Yagya, DeepChord、The Orb、Aphex Twinのアンビエント作品のファンのかたなどにもオススメです。オリジナルは全4曲でしたが、再発盤は12インチEPに収録されていた曲を1曲追加した全5曲62分収録。
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