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90年代初頭に活動していた、ケンタッキー州ルイヴィルのバンドThe Telephone Manの音源をまとめた編集盤アルバムがTemporary Residenceからリリース。ヴォーカル/ギターのMatthew Ronayは現在ではNYを拠点に活動する著名な芸術家になっているようで、webで彼の名前で画像検索をいたしますと数多くの作品が出てきます。またドラマーのNick Henniesは、Temporary Residenceから1999年に1枚アルバムを出しているNero、00年代中頃からDigitalisなどからリリースし現在も活動を続けているThe Weird Weedsなどで以降活動しています。
音源のほとんどが手作りの限定のカセットでのリリースで、ライヴ会場やローカルなレコードショップで販売されていたため、あまり陽の目を見ることがなかった音源をTemporary Residenceがリマスタリング&コンパイルしてCDでリリースいたしました。仄暗い陰のあるギターのアルペジオ〜緊迫感のある単音フレーズでじんわりと奏でられるギター・サウンドと、感情を抑えたスポークンワードのような囁きのヴォーカルによるダークブルーの内省的なサウンドと、ざっくりとした目の粗いジャングリーなノイジーギター、絶叫気味に高らかに声を張り上げるエモーショナルなヴォーカルによるざらついたアグレッシヴなサウンドの両方で展開されるポスト・コア〜スロウ・コア〜パンキッシュなインディー・ロック。どんよりと曇った薄暗いメランコリックな展開と、力強く荒々しいスリリングな展開が交錯する、Rodan、Slint、June Of 44、The For Carnation、Shipping Newsなどの同じルイヴィルのバンドや、Codeine、Bedhead、Bitch Magnet、さらに80年代〜90年代初頭のDCのハードコア・パンクなどに通じるトラックを聴かせています。Crain、Moss Icon、Bitch MagnetなどをはじめTemporary Residenceは素晴らしい再発盤のリリースを手掛けてきましたが、今回も好バンドの入手難な音源を今一度掘り起こしてCDで入手しやすくした素晴らしい再発リリースです。全15曲64分収録。
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