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これまでImmigrant Sun、2nd Recなどからアルバムをリリースしている、NYの女性SSW Amanda RogersのフルアルバムがドイツのMake My Dayからリリース(US盤は自主レーベルからのリリース)。オリジナル・アルバムとしては2008年作の『Heartwood』以来4年振りのリリースとなります。
やや悲し気な雰囲気ながらも大らかな優しさもあるメロディを奏でるピアノと、伸びやかで美しい彼女のメランコリックなうたによる、活動初期からの持ち味であるピアノ弾き語りのスタイルを中心に、そこにシンプルなリズムやアコギ、オルガン〜シンセなどの他の鍵盤楽器等でバンド・サウンドのプロダクションも加えた黄昏のフォーク・ロック。しんみりと切ないエモーショナルなバラードから、煙った渋みのあるジャジー〜ブルージーなムードの大人びた囁きのうた、60〜70年代のフォーク・ロック作品のようなタイムレスなアコースティック・ソング、さらに明るめのキャッチーな曲まで多彩に歌い上げる、ジャズ〜カントリー〜ブルースなどのテイストも消化した、シンガー・ソング・ライターとしてのAmanda Rogersの魅力が存分に出ているアルバムとなっています。初期作品の頃からのファンのかたはもちろん、Jen Wood、Sharon Van Etten、Ida、Cat PowerそしてCarole King、Joni Mitchell、Judee Sillなどなど、時代を問わず美しい歌声の女性シンガーの作品のファンのかたにオススメな作品です。全16曲52分収録。
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