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90年代後期から活動を続けるイタリアのGiardini di Miroの、2009年作の前作『Il Fuoco』以来3年振りのリリースとなる5枚目のフルアルバムがドイツのCity Centre Officesからリリース。元々Giardini di MiroはCCOと同じドイツのレーベル2nd Recからアルバムをリリースしていましたが、GDMとCCOを00代初頭から追っている身とすると、彼らのアルバムがCCOから出るのは少し意外な組み合わせなような気がします。
前作の『Il Fuoco』はサイレント映画にサウンドをあわせるサントラ作品だったため、初期のインスト期に戻ったような作品でしたが、今作はまた『Punk ... Not Diet!』〜『Dividing Opinions』の流れを汲んで発展した、ヴォーカルを大々的に入れたインディーロック作品に。しんみりとしたギターのアルペジオ、デリケートな単音フレーズなどの繊細なギターサウンドと、リヴァーヴのかかった広がりのあるギター、フィードバック〜シンセなど共とに増幅していくファズギター、高らかなホーン〜ストリングスなどによるサウンドでポストロックなスタイルも取り入れつつも、アップテンポなリズムや1曲のインスト・トラック以外のすべてのトラックにムーディーなうたもフィーチャーして、『Dividing Opinions』以上にギターロック〜インディーロック路線のサウンドを展開。『Punk ... Not Diet!』『Dividing Opinions』期にはあったエレクトロニック・サウンドのアレンジは取り入れず、Luna、Piano Magic、Low、Drag CityやSecretly Canadianなどの男性のうたものアーティストも思わせるような、ダンディーなしっとり目のスロウコアやエクスペリメンタル・ロック、フォークロックなテイストも消化したサウンドとうたを聴かせています。Dustin O'Halloranとの2人組Devicsの女性ヴォーカルSara Lov、Hapnaからリリースしている3/4HadBeenEliminatedのメンバーのStefano Piliaなどがゲスト参加しています。全8曲38分収録。
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