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シカゴの5人組Rocket MinerのデビューEP。2011年年末に先にシカゴのネットレーベルJacuzzi Suitからデジタル・オンリーでリリースされていましたが、ドイツのOxide TonesからCD-Rでもリリースされました。これ以前にデジタル・リリースの2曲入りのデモEPがありますが、今作が正式なデビュー作扱いになるようです。
センチメンタルなギターのアルペジオ、緩やかな浮遊感のあるディレイギターフレーズ、なだらかに連なる美しいギターフレーズなどのメロディアスな単音ギター中心のサウンドと、大きな円を描くようなグルーヴのドラムと共にずっしりと奏でられる重厚でラウドなギターサウンド〜粘着力のある歪んだ旋回ギターなどで舞い上がるアグレッシヴなサウンドとで聴かせるインスト・ポストロック。デリケートな叙情性と、勢いのあるダイナミックなサウンドの両方を組み合わせて、Russian Circles、Maserati、Red Sparowes、Pelicanや、If These Trees Could Talk、Gifts From Enola、Beware Of Safety、CaspianなどのThe Mylene Sheathのアーティストなどに通じるヘヴィーかつメランコリックなサウンドを作り上げています。全7曲33分収録。盤はCD-Rでカードスリーヴでのリリースです。
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