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2010年作の前作『Perfused』に続いてEchocordからリリースされた、ギリシャ アテネのKonstantinos SoublisによるFluxionの2年振りのリリースとなるフルアルバム。
シンプルな4つ打ちのキック〜パーカッシヴに細かく弾ける微細なクリスプ・ビートでストイックに突き進むリズミカルなビート、少し緩んで崩れたゆったり目のアブストラクト・ビートに、重厚なベースとエコーのかかった不鮮明な揺らめきのシンセ、仄かに浮遊するエレクトロニック・サウンドなどをあわせた幽玄的なミニマル・ダブ・テクノ〜ダブ・エレクトロニカ。基本は前作の流れを汲むBasic Channel〜Chain Reaction直系のダブ・テクノながらも、今作はヴォーカルをフィーチャーしたルーツ・レゲエ+ダブ・テクノや、デトロイト・テクノ、Kompakt作品にも通じるメロウなミニマル・ハウス〜テックハウスなどの要素もダビーなサウンドの中に取り入れた、軸は一本通しながらもサウンドに広がりの出ているアルバムに仕上がっています。引き続き質の高いトラックが揃った、Basic Channel、Echocord、Silent Season、DeepChordなどのダブ・テクノ〜ミニマル・ダブファンは要チェックな1枚です。全11曲72分収録。
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