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90年代後期〜00年代初頭に注目を集めた、フィラデルフィアのサイケなインディーロック〜エクスペリメンタル・ロックのシーンのなかのひとり、Jason DiEmilioによるAzusa Planeのコンピレーション・アルバム。7インチをリリースするなど親交のあったUKのRocket Girlが、多くの楽曲の中からAzusa Planeでの活動を包括するような内容にまとめて、2006年に自ら命を絶ったJasonに捧げる素晴らしい作品集に仕上げました。
CDには90年代にリリースされていた、7インチ、スプリット7インチなどのレア音源を中心にDisc-1に全12曲70分、Disc-2に全12曲67分の2枚合計24曲を収録。DVDには30分のライヴ映像と、さらに7インチなどのシングル、雑誌のオマケのコンピに提供していた楽曲、カセットリリースの音源、ライヴ音源、未発表曲、インタビューなどの合計65曲の大量のmp3のファイルも収録。きらびやかに重なり合うディレイギター〜なだらかに降り注ぐ五月雨のギターサウンド、アンビエンスなギターサウンドのドローンなどによるドリーミー&スペーシーなソフトサイケ〜ギター・アンビエントなトラックと、荒々しく増幅するごわごわとしたファズノイズ〜ヘヴィーなギターのフィードバック・ノイズ、ディープなノイズ・ドローンで空間を埋め尽くすドラッギーな暗黒ノイズ〜ドローン系のトラックとで、美しさと荒々しさの両方を持ち合わせた幽玄的で深遠な世界を繰り広げています。当時のファンにも、これまで未聴だったアンビエント〜ドローン〜エクスペリメンタル系の作品のファンの方にもオススメな、Azusa Planeのすべてが詰まっている作品です。CD2枚とDVDのmp3ファイルの楽曲はレーベルのサイトに掲載されています。ディスク3枚と80ページのブックレットを折り込み型の紙パッケージで包んだ、豪華仕様でのリリースです。
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