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CCO〜Dominoからのリリースでお馴染みのUlrich Schnaussと、Ulrich Schnaussもメンバーとして参加しているUKのインディーロック・バンドEngineersのメンバーMark Petersのコラボレーション・アルバム。
大らかに浮遊する清らかなシンセ〜霞がかった淡い揺らめきのシンセや、少しレトロなトーンの丸みのある細かい反復のシンセ、艶やかなピアノなどの鍵盤の音色と、エコー〜ディレイのかかった緩やかに反響しながら広がっていく叙情的なギターフレーズ、きらびやかで美しい浮遊感のあるギターサウンドなどをレイヤードした、壮大な広がりのあるドリーミーなエレクトロニカ+アンビエント・サウンド。Ulrich Schnaussのソロ、Engineersのサウンドにも通じる、シューゲイズ〜インディーロックを消化したエレクトロニカ、ソフトなサイケ〜アンビエント・テイストのあるシンフォニックなシューゲイズ・サウンドに、70年代のクラウト・ロック〜ジャーマン・エレクトロ〜ニューエイジなどの要素も取り込んだような、一見シンプルなようで緻密なレイヤードを見せているアルバムに仕上がっています。Cluster、Brian Eno、Hatchback、Seahawks、SenseのPsychonavigationからのアルバム、EmeraldsのSteve Hauschildtのソロアルバムなどにも通じる、彼らのアイコン的なドリーミーな面だけでなく、ルーツとなっているエレクトロ/アンビエント・サウンドもうまく盛り込まれた職人的な一面も光る1枚です。全10曲49分収録。マスタリングをKeith Kenniff (Helios、Goldmund)が手掛けています。
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