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パリのポストロック〜インディーロック〜スロウコアバンドAcetate Zeroの中心メンバーStephane Recrosioのソロ・プロジェクトAstatineの、2011年作のデビューEP。通常のヴァイナルではなく、プラスチックの一種のポリカーボネートを使用したLathe Cut(レースカット)で制作された8インチレコードでのリリースです。
アグレッシヴに鳴らされる目の粗いファズギター、ブルージーな緩んだアコギフレーズ〜アコギのストロークなどのギターサウンドに、少し投げやりなルーズな歌い方ながらも切なく染みるメランコリックなうたを乗せたローファイなインディーロック〜エクスペリメンタル・ロック。ドラムレスのシンプルなサウンドで、本家のAcetate Zeroのデモ音源のようなサウンドや、Hood、Sebadoh、Guided By Voicesあたりの初期作品の宅録ローファイ・ロックの音源を思わせるようなサウンドを聴かせています。全体的にバンドの作品より音は粗いですが、Acetate Zeroのファンのかたは要注目のコレクターズ・アイテムです。全6曲収録。前述の通り特殊な8インチサイズのレコードで、限定45枚でのリリースです。