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これまでMoteer、Home Normal、Flauなどから作品をリリースしてきた、UKの2人組The BoatsのアルバムがTaylor Deupreeが主宰する12Kからリリース。The Boatsにとっては初のアメリカのレーベルからのリリースとなります。
今作はすべての曲名に「The Ballad〜」と付けられ、またすべての楽曲が10分以上の尺で作られた、バラッドをテーマにしたコンセプト・アルバムとなっています。デリケートなクリスプビート〜ゆったりとしたドラムのシンプルなダウンビートに、エフェクト〜テープなども使ったウォーミーで儚気なエレクトロニック・サウンドや、ぽろぽろとこぼれるように奏でられるピアノ〜ほぼ第3のメンバーとなっているThe Boats作品でお馴染みのDanny Norburyのチェロによる優美なクラシック・サウンド、さらに部分的に幽玄的なヴォイスサンプルや、Chris Stewart(Need More Sources)とFlauからリリースする日本人女性アーティストCuusheの囁きのうたもフィーチャーした、ポスト・クラシカル〜アンビエント〜エクスペリメンタルなテイストも融合させたメランコリックなアンビエント・エレクトロニカ。10分以上の長さの曲なので、途中で微妙に序盤と曲調が変わって行く作りにもなっていますが、それがひとつの物語のようにスムースに進行していくので変に部分部分をつなぎ合わせているような印象は無く、少し悲し気なムードながらも楽曲全体は優しく温かみのあるThe Boatsらしい世界を作り上げています。雄大で甘美な彼らが作り出す郷愁を誘う音の世界に浸れる傑作です。全4曲46分収録。
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