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これまでChain Reaction、Mille Plateaux、Staubgold、Huume、LeafなどからリリースしてきたフィンランドのSasu RipattiによるVladislav Delayの、Raster-Notonからは初のリリースとなるフルアルバム。2011年はLuomo、Moritz Von Oswald Trio、Vladislav Delay Quartetなどの他のプロジェクトでも活発に活動していましたが、それらのプロジェクトのリリースに続いてVladislav Delayのアルバムも2年振りにリリースされました。
仄かに煙った退廃的なムードの空間の中で、もったりと刻まれるダビーなアブストラクト・ビート〜インダストリアルな硬質なビート、微かに浮遊するエレクトロニクスの断片、信号音のような機械的なエレクトロニクス、エフェクト音などが積み重なってはまた崩れて行くようにうごめきループされる、ディープでミステリアスなアブストラクト・エレクトロニカ〜エクスペリメンタル・サウンド。2009年作の前作『Tummaa』ではフリージャズなテイストを盛り込んだ新たな側面を見せていましたが、今作はそのジャジーなインプロ方面よりも元々の瞑想的な深海系のディープなミニマル・ダブ〜アブストラクト・エレクトロニカに、Raster-Noton作品らしい刺激的で尖った面のある記号的なエレクトロニック・サウンドが加わったようなアルバムに仕上がっています。アトモスフェリックな深遠なサウンドでもあり、リズミカルなビートの構築も見せている、これまでのVladislav Delayファン、Raster-Notonファンの双方にオススメな1枚です。全7曲52分収録。
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