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GizehからリリースしているUKリーズの男女デュオGlissandoのメンバーとしても活動しているRichard Knoxと、同じくGizehからリリースしている2011年作の1stアルバムが好評だったFarewell Poetryの設立メンバーでもあるフランス パリのFrédéric D. Oberlandの、リーズの教会で録音・製作されたコラボアルバム。
高らかに鳴り響く麗しいストリングス〜しみじみとした緩やかなピアノなどのクラシカルなサウンドと、にじんだトーンでゆったりと奏でられる叙情的なギターフレーズ、空間を妖しく霞ませるギターのドローン〜フィードバック、仄かなシネマティックな空気を作り上げているエフェクト〜エレクトロニクス〜フィールドレコーディング・サンプル〜ヴォイス・サンプルなどを組み合わせた、ポスト・クラシカル〜シネマティックなポストロック〜エクスペリメンタル・サウンド。両者がGlissandoとFarewell Poetryでも聴かせているサウンドの流れを汲む、ダーク・アンビエント~エクスペリメンタルの要素も溶け込んだ陰のあるオーケストラ・サウンドで、映像的でもある静ひつな世界を今作でも作り上げています。Sonic Pieces、Miasmah、Typeなどのポスト・クラシカル作品、ストリングスやピアノを使ったエクスペリメンタル系の作品のファンのかたにオススメなアルバムです。盤は180gの重量盤で、ポストカード、シルクスクリーンプリントのスリーヴ、そしてダウンロードのクーポンも付いて、ナンバリング入りの限定300枚のヴァイナルオンリーでのリリースです。