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ドイツ人ピアニストNils Frahmの、2009年作の前作『The Bells』以来のリリースとなるフルアルバム。様々なアーティストの作品の録音やミックスを手掛けたり、Anne Müller、F.S. Blumm、Greg Haines、Piiptsjillingなどとのコラボ作品のリリースなどは何タイトルかありましたが、単独作のオリジナルアルバムが2年振りにリリースされました。
少しこもったような質感の淡いトーンのしみじみとしたピアノフレーズに、録音時の微かなノイズ、物音、Nils Frahmの息づかい等もひっそりと入った臨場感のあるピアノ中心のポスト・クラシカルサウンド。前作『The Bells』は教会で録音されていましたが、今回は自分のスタジオで夜中にひとりで録音したようで、隣人に迷惑をかけないためにピアノの弦をフェルトで覆い、静かに鍵盤を弾いたことで、静寂の空間の仄かな空気も捉えた優しさともの悲しさを感じさせる作品に仕上がっています。トラックによってはシンセやヴィヴラフォン、ラップトップを使ったサウンドなども重ね合わせたフォーキーなポストロック〜アンビエント・ポストロック的な展開も取り入れており、世界観は変わらずも今まで以上に深みとサウンドの幅が増した感動的な世界を作り上げています。ピアノ中心のポストクラシカル系の作品のファンのかたにオススメなアルバムです。全9曲43分収録。
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