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Tenderversionからリリースしているスウェーデンの女性4人組Audreyの、Victoria SkoglundとEmelie Molinのメンバーふたりによる別プロジェクトMire KayのデビューEP。
アコギのアルペジオ〜なだらかなギターの単音フレーズ、バンジョー、ラップスチールや、チェロ〜ヴァイオリンなどによる朴訥としたソフトなサウンドと、Audreyの時と同じくBjork、Feist、Tara Jane O'neil、Cat Powerなども思わせる憂いを帯びたヴォーカルによるムーディーな黄昏のうた〜ヴォーカルハーモニーで聴かせる、メランコリックなフォークロック。Audreyでチェロ、ピアノ、ギター、ヴォーカルなどを務めている、リズム隊以外のメンバーふたりによるサイド・プロジェクトだけあってバンドでの世界観にかなり近いモノではありますが、ダイナミックなバンドサウンドの展開やポストロック的なアプローチではなく、もっとうたを中心に据えてフォーキーなサウンドに焦点を絞った、バンドよりももっとしっとり目のフォーキーなうたもの作品に仕上がっています。Audreyのファンのかたはもちろん、アンニュイな女性ヴォーカルのフォークロック〜うたもの作品のファンのかたにオススメな作品です。全5曲17分収録。ポスタースリーヴを折り畳んでそこにCDを収めた紙パッケージでのリリースです。
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