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本名名義以外でも、Carousell、Clouwbeck、Heidika、Riftmusicなど多くの名義で作品をリリースしている、UKのRichard SkeltonのA Broken Consort名義でリリースされた2ndフルアルバム。先に2007年に自身のレーベルSustain-ReleaseからCD-Rで限定リリースされていましたが、今作はその後の2009年にTompkins Squareから新アートワークのデジパック&CDでリリースされた再発盤になります。
時にはドローン調に引き延ばされて空間を覆う厳かなストリングス、アコギの五月雨フレーズ〜アルペジオのループ、細やかなマンドリン、ピアノ〜アコーディオンなどのクラシック+アコースティック・サウンドに、トラックによっては微かな物音のようなマイクロ・エレクトロニック・サウンドも取り入れた、ポスト・クラシカル+アヴァンフォークサウンド。ややアブストラクトに崩れたエクスペリメンタルなテイストと、しみじみとしたクラシックサウンドを組み合わせて、実験的な面もありながらももの悲しくも美しいサウンドがなだらかに流れていく、ノスタルジックな世界を作り上げています。Richard Skeltonのその他の名義の作品のファンのかたや、Type、Miasmah、Preservationなどのクラシック〜アコースティックな要素の入ったエクスペリメンタル系の作品のファンの方にオススメです。全4曲38分収録。
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