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00年代初頭から活動を続けるスイスの3人組Honey For Petziの、2005年作の前作『Man's Rage For Black Ham』以来6年振りのリリースとなる4thフルアルバム。Two Gentlemenはこれまでの作品をリリースしていたGentlemen Recordsが、2008年頃からTwo Gentlemenに名前を変えただけなので、所属レーベル自体は特に変わっていないことになります。
タイトなリズムと、ルーズにねじれた緩さ〜角張ったざっくりとした切れ味が入り混じるギターサウンドに、少し調子のはずれた不協和もまじえたシンセ〜レトロな質感の歪んだシンセ〜ファニーな効果音的なシンセと、スモーキーな渋みとムーディーなポップ感のあるジェントルなうたも加えたインディーロック+ポストコア。これまでのエッジの効いたマスロック〜緊迫感のあるポストコアテイストも時おり感じさせながらも、今作では荒々しく弾けるアグレッシヴさや疾走感などはあまり見せずに、これまでに無いキャッチーなシンセワーク、緩い淡さのあるうたメロなどを全面に出して、Pinback、Systems Officer、Three Mile Pilot、31Knots、Modest MouseなどのUSインディーロックからの影響を感じさせる、緩やかな哀愁のサウンドのなかにねじれたセンスを内包したサウンドとうたを聴かせています。ゴリゴリとしたマスロック感を好きだったかたには緩い内容になっているかもしれませんが、ひとひねり加えたちょっと変則的でずれた面のあるインディーロック作品のファンのかたにオススメなアルバムです。全13曲47分収録。
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