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指揮者・ディレクターAlan Piersonを中心とする、NYの総勢20名からなるオーケストラバンドAlarm Will Soundの2005年にリリースされたフルアルバム。オーケストラバンドですが、なぜか今作は全曲Aphex Twinの楽曲をクラシックでカバーしたカバーアルバム。
ハットやスネアがパーカッシヴに弾ける生ドラムのビート〜パーカッション、ファンキーな躍動感のあるベースなどによるリズムに、アンビエンスなシンセやグリッチーな細かいエレクトロニック・サウンド、グリッチノイズなどの代わりに、ストリングス、ヴィヴラフォンや、フリーフォームなホーンなどで再現したオーケストラサウンドをあわせた、ドラマティックで実験的なクラシック・サウンド。アンビエント寄りのトラックは、ドローン調のストリングスのレイヤードや、仄かなワンフレーズのループなどのミニマル〜エクスペリメリメンタルサウンドでカバー。さすがにトリッキーに分裂・分断された本家のアブストラクトなエレクトロニック・サウンドを、そのままの支離滅裂感で完全にオーケストラ・サウンドで再現することは出来ませんが、その点を充分に補う大人数から成るオーケストラバンドならではの多様な音の構築、音の増幅、そして演奏力で、Aphex Twinの世界とクラシックサウンドが絶妙に溶け合った、クラシックファンにもAphex Twinファンにもアピール出来るサウンドを繰り広げています。全15曲68分収録。カバーは13曲で、ラスト2曲はDennis DeSantisのエレクトロニックサウンドでのリミックストラックとなっています。
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