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途中ミニアルバム+DVDの2枚組作品、カセットやデジタルリリースオンリーのアルバムなどはありましたが、CDでのフルレングスリリースとしては2005年作の『A Colores』以来5年振りのリリースとなる、USのベテラン・ポストロックバンドTristezaのフルアルバム。90年代の終わり頃にデビューしていますので、はやいものでTristezaももう10年選手となりました。
タイトな直線的な勢いと、テンポは緩めながらも粘着力のある濃いグルーヴを作り出すパーカッシヴなドラミングと重厚なベースに、初期からの持ち味である緊迫感とラウンジーな穏やかさが入り混じるツインギターの単音フレーズや、『A Colores』から大々的に取り入れて来たサイケ〜アシッド感のある瞑想的なアナログシンセ、やや荒く鳴らされるファジーなノイズサウンド、さらにトラックによってはホーン、クラリネットなどのジャジーなサウンドもレイヤードしたインスト・ポストロック。クラウトロック〜ジャーマンロック、ジャズ、サイケ、エキゾ〜ラテン〜アフロファンクなどなど様々な要素が顔を出しますが、ドラッギー〜スピリチュアルなジャムバンドのインプロセッションのようなところまでは行かず、Tristeza本来の魅力である華麗なギターサウンドをベースにした「ギターインスト」な面を保ったまま、多様なテイストを一体がされたサウンドを作り上げています。1st〜2nd期とはやはりトータルで見ると雰囲気は変化していますが、初期作のファンのかたにもぜひチェックしてみていただきたい1枚です。全9曲42分収録。
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