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Milieu〜Coppice Halifaxなどで精力的なリリース活動を続ける、サウスキャロライナのBrian Graingerの2010年9月にリリースされたCD-Rアルバム。
今作は非常にコンセプチャルな作品となっているようで、(英語での説明文なのでイマイチ完全に概要が掴めませんが)タイトルにもなっているアルファベットに割り当てた音をいくつかのセクション、断片として並べた、サウンドアートのようなドローン作品。オルガン、ベース、ギター、シンセを使っているようですが、音自体は記号的な一定音で微妙な変化を見せながら、ローなトーンで延々と伸びていくミニマルなドローン〜エクスペリメンタル・トラックに仕上がっています。音の長さを1分単位の線で示した、作品をヴィジュアル化した図(グラフ)や、今作が作られた過程の説明も書かれた1枚の紙もパッケージにCD-Rと一緒に同封されています。コンセプトありきの非常にアートな作品ですが、Brian Graingerのディープ〜ミニマル〜スピリチュアルなドローン〜インプロ系の作品のファンのかたにオススメです。「Workingman's Drone」シリーズの8作目のところでも触れましたが、ちょうど今作の制作時の2010年夏頃に彼はかなりヘヴィーな歯の治療をしていたそうで、今作はそのとき処方された鎮痛剤が効いてぼーっとしていた状態が楽曲の雰囲気のネタ元となっているようです。全1曲47分収録。紙スリーヴの前面には薄い木の板を貼ったアートワークとなっています。限定50枚でのリリース。
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