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Red House PaintersのフロントマンMark Kozelek率いるSun Kil Moonの4thフルアルバム。Mark Kozelek名義でのライヴアルバム、カバーアルバムのリリースはありましたが、Sun Kil Moonとしては2008年作の前作『April』以来2年振りのリリースとなります。
途切れる事無くなだらかに、しみじみとつま弾かれる細やかなアコギのアルペジオ、緩やかなしっとりとしたフレーズ、ミニマルなフォークインストのようなテクニカルなフレーズ〜アブスラクトなフレーズなどによる艶やかなアコースティックギターと、その滑らかに紡ぎ出されるギターと共に自然と溢れ出てくるようなノスタルジックなモノクロのうたで聴かせる弾き語りのアコースティック・ソング。Aメロやサビなど関係なく、どの小節でも常にMark Kozelek節全開の哀愁のうたと、間奏やイントロ〜アウトロでも慈しむように静寂の空間で奏でられるギターが染み渡る、Mark Kozelekファン感涙の世界を今作でも作り上げています。(弾き語りの曲もありましたが)基本的にはこれまでSun Kil Moonではバンドサウンドのフォーキートラックを聴かせていましたが、今作はバンド編成ではなくギターとMarkのうたのみのシンプルなプロダクションのうたものアルバムとなっています。全10曲60分収録。
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