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UKリーズのギター&ドラムの2人組That Fucking Tankの、2009年にGringoからリリースされた2ndフルアルバム。
粗い生々しい質感でタイトに突き進む、人力ダンスなテイストも感じさせる反復の直線的なドラム〜変拍子も交えたパワフルに弾けるパーカッシヴなドラムと、2台のアンプを使い、重たいベースのような低音のバッキングと、ジャンクな荒いギター〜エッジの効いた尖ったツイストフレーズ〜勢いのあるヘヴィーなリフなどを1台で奏でるバリトンギターによる、硬質なインスト・マスロック〜ポストロック。クレジットによるとオーバーダブを行っていない(=後から音を重ねていない)一発録り状態なので多少ローファイでスカスカな箇所もありますが、音数は少なくとも重厚で迫力のあるドラムとギターで迫ってくる、緊張感と圧力のあるパワフルなサウンドを作り上げています。Chevreuil〜Passe Montagne、Aucan、初期Battles、Fucking Champs、Oxes、By The End Of Tonight、Honey For Petzi、My Disco、にせんねんもんだいなどのゴリゴリとしたインスト・マスロック〜ポストロックのファンのかたにオススメなアルバムです。全10曲34分収録。
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