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前作のEPから一人メンバーが増えて5人組となっている、スウェーデンのAerialの3rdフルアルバム。
軽やかにつま弾かれるメロディックなギターフレーズ〜枯れと流麗さが入り混じる繊細なアルペジオによる哀愁の単音ギターと、爽快な勢いのあるバッキングギター、ノイジーで尖ったジャングリーなギターを組み合わせたギターサウンドに、柔らかいささやきの歌声でビタースウィートなメロディを乗せたメロウでセンチメンタルなギターロック〜インディーロック。ポストロック〜シューゲイズ的な側面も持ったギターサウンドは変わらずも、1stの頃のノイズ/ジャンクなSonic Youthの影響を感じさせるギターサウンド〜混沌としたカオティックなアレンジ〜プログレッシヴな組曲的な展開などは減少して(全13曲中1,2曲程)、2nd『The Sentinel』よりさらに風通しの良い「うた」に焦点をあてたアルバムに仕上がっています。ただ、キャッチーなトラックは増えましたがスタイルを切り替えたというような印象はあまり無く、元々のバンドの持っていたサウンドを間口を開けてもっと幅広く発展していったとでも言うような、ひとひねり加えてポップな進化を遂げた世界を繰り広げています。メロディックなエモ〜北欧ポップ〜ちょっと変則的なギターサウンドを見せるインディーロック〜哀愁のうたもの〜ポストロックなどなどを包括した、Yamon Yamon、September Malevolence、Giardini di Miro、American Football〜Owen、Last Days Of April、Maritime、Pavement(今作10曲目に「Malkmus In The Middle」という思いっきり意識している曲が有り)、Kyteなど多くのバンドの名も浮かぶ、多彩なギターサウンドとメロウなうたの詰まった1枚です。全13曲54分収録。デジパックでのリリースです。ちなみに1stはもう廃盤となってしまっております。
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