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途中EP『Ringer』のリリースはありましたが、フルアルバムとしては2005年作の前作『Everything Ecstatic』以来5年振りのリリースとなる、Kieran HebdenによるFour Tetの5thフルアルバム。
4/4キック、角張った直線的なグルーヴのシンセ〜シンセベースの反復に、トライヴァル〜アブストラクトなパーカッション〜ビートなども織り交ぜた、シンプルなようでいくつかの異なるパターンを絶妙に組み合わせたリズムに、効果的に配された女性のヴォイスサンプル〜コーラス、コラージュチックに散りばめられたカラフルでキラキラしたエレクトロニクス、穏やかなシンセ〜ギターなどのメロウなうわものをあわせた、メロディック&ダンサブルなエレクトロニカ+エクスペリメンタル+ブレイクビーツ+テックハウス+ポストロック。それまでの作風とは異なる4/4ビート主体のミニマルなダンストラックにシフトチェンジした、2008年作のEP『Ringer』ではまだやや持ち味がその路線で発揮されていない感じがありましたが、今作はその4つ打ちの流れをそのまま汲みながらも、Four Tetならではの実験精神が発揮されて、なおかつ多彩で広範囲にアピール出来る自身の高レベルのスキルを新たなサウンドの中に消化出来た傑作アルバムに仕上がっています。やはり別格の才能を持ったアーティストであることを、自身の手で鮮やかに証明してみせたアルバムです。エレクトロニカ、テクノ、ハウス、ブレイクビーツなど、すべてのビート・トラックのファンのかたにオススメです。全9曲47分収録。
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