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日本が世界に誇る4人組toeの、フルアルバムとしては2005年作の『The Book About My Idle Plot On A Vague Anxiety』以来4年振りのリリースとなる2ndフルアルバム。
軽やかかつ滑らかな響きながらも、スマートな穏やかさだけでなく時には細かく複雑に絡み合う南欧〜ブラジル音楽にもちかいムードを醸し出している郷愁のアコギのアルペジオ〜クリアトーンのギターフレーズによるギターサウンドと、ボトムに厚みを加えて重厚なうねりを作り出しているベースライン、タイトでパーカッシヴな小気味よいグルーヴで突き進むいつもながらのテクニカルなドラミングによるリズム、そしてムーディーな鍵盤楽器〜ヴィヴラフォンや、打ち込みのエレクトロニック・アレンジなどもかみ合ったメロウで痛快なグルーヴ感溢れるポストロック。1stアルバムの後の2006年作のEP『New Sentimentality』でも見せていた、アコースティックサウンドのトラック、ヴォーカル〜コーラス入りのトラックなどの新たな要素を、デビューEP〜1stの頃の世界観のサウンドの流れを汲みながらも、ただ付け加えたり、ただダイナミックに音の厚みを増すということだけでなく、よりスマートで肌触りの良い質の高いサウンド、よりポリリズミックになった躍動感〜高揚感のあるバンドサウンド、より楽曲全体が描き出す情景〜香り立つ物語性に深みの増したサウンドへと鮮やかに昇華させているアルバムに仕上がっています。Savath & Savalas、Tortoise、Sea And Cake、Ghosts And Vodka、Joan Of Arc、American Football、Owen、Pele、Mice Parade、Him、Dylan Groupなどの、Hefty、Thrill Jockeyあたりの90代後期からのシカゴ勢や、Polyvinyl、Bubblecore周辺のサウンドなどを通過して取り込んで来たものを、いまのtoeのフィルターを通して濾過されて産み出されたとでも言うような、熟成されながらも混じり気を感じさせないピュアな美しい響きに満ちた1枚です。土岐麻子、原田郁子(Clammbon)、干川弦(ex-Up and Coming〜Dry River String)がゲストヴォーカルで参加。全13曲50分収録。初回プレス盤は組み立てると家の形になる、特殊な紙パッケージでのリリースです。