PayPalのクレジットカード決済システムを利用しています。当店ではカード情報を保持いたしませんので、ご安心いただきお買い物ください。
詳細はお買い物ガイドをご覧ください。
Border Communityからのデビュー12インチ、その後の10インチリリースの2枚のEPを経て2006年にリリースされた、スコットランドのEwan MackenzieによるDextroの1stフルアルバム。
機械的ではなく生っぽい粗さを残したドラムのブレイクビーツ〜ダウンビート〜ダウンテンポビート、大らかにうねるベースのによるバンドスタイルのリズムに、大らかに旋回するきらびやかなシンセ〜美しい揺らめきのフィードバック、アコギのアルペジオやドラマティックなシンセストリングス、儚げなウィスパーコーラス〜エフェクトのかかったヴォーカル〜ヴォイスサンプルなどをレイヤードした、壮大でドリーミーなエレクトロニカ〜ダウンテンポ〜ブレイクビーツ。軽やかな聴きやすさだけでなく、ややダークで荘厳な重い一面も時おり見せていますが、基本的にはアルバム全体を通してゆったりとしたビートと心地よいまどろみのサウンドがマッチした、切なくも優美なサウンドに包まれる世界を作り上げています。Ulrich Schnauss、Black Moth Super Rainbow、Casino Versus Japan、Aerosol〜Manual〜Syntaks〜Manual With Jess Kahr〜Manual & SyntaksなどのLimpのメンバー関連の諸作品、同郷の先人Boards Of Canada〜Christ.などなど、スコティッシュ・エレクトロニカ、サイケなポップ・エレクトロニカ、ポストロク〜シューゲイズの要素が入ったポップ・エレクトロニカなどのファンのかたに幅広くオススメなアルバムです。全9曲60分収録。ちなみに今作はUKのGrönland Recordsからも、もう少しジャケのオレンジ色が明るくて、文字の位置が違うジャケットでリリースされていますが、そちらのほうは全8曲入りとなっています。こちらのDextroの自主レーベル16Kからのアルバムはデジパックで、Grönland盤には収録されていない「Itchy Boy」が4曲目に収録された全9曲入りとなっています。
♪Listen
♪Listen