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イタリアの5人組Giardini di Miroの、2007年作の前作『Dividing Opinions』以来2年振りのリリースとなる4thフルアルバム。
彼らは近年映画の映像に併せてライヴを行なうパフォーマンスを行なっているようで、今作もその流れでイタリアの映画監督Giovanni Pastroneの1916年作のサイレント映画『Il Fuoco』に、バンドが映画上映に併せて架空のサントラとして演奏したパフォーマンスでの楽曲を、あらためてアルバムとしてCD化したものになります。じんわりと空間に染み込んでいくように奏でられる、緩やかな間を取ったもの悲し気なギターフレーズ〜艶のあるハイトーンのギターフレーズと、そのギターの静ひつな響きに合わせるようにすき間を持った緩いテンポで刻まれるドラム、ロマンティックな美しいシンセなどで聴かせるシネマティックなインスト・ポストロック。2nd〜3rdはヴォーカル入りのトラックが中心でしたが、今作はサイレント映画のサントラとして製作された楽曲だけあって全編インストのアルバムとなっています。バンドサウンドっぽくないダークアンビエント調のトラックもありますが、基本的には陰のある静寂のギターサウンドや、そこからストリングスも入ったノイジーな荒いサウンドへと発展していく、Godspeed You! Black Emperor〜Mogwai直系のサウンドだった活動初期の頃のようなサウンドを聴かせています。00年代初頭にシーンに出て来た頃の彼らのファンだったかたは再び要注目なアルバムです。1〜7曲目が「La favilla」、8〜10曲目が「La vampa」、11〜12曲目が「La cenere」と3部構成になった全12曲43分収録。各曲は一応曲として区切られてはいますが、曲間はなく楽曲は繋がっている構成となっています。パッケージはデジパックで、16ページのブックレットが付いています。
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