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ベルギーの4人組Guernicaの、2008年にリリースされたデビューEP。
2本のギターが繊細に重なり合う滑らかなアルペジオ、目の粗いザックリとしたローファイなギターサウンド〜ノイジーに歪めたジャングリーなギターサウンドを使い分けて、透明感のあるクリアなサウンドと荒い勢いのあるサウンドとで聴かせるインディーロック。ヴォーカルはソフトな囁きとやや無気力な渋いトーンの声で、メランコリックなうたとポップでパンキッシュなうたの双方を聴かせています。American Football、Chin Up Chin Up、Thee More Shallows、Jim Yoshii Pile-Up、Pavement、Death Can For CutieなどのUSバンドから、Ter Haar、Sdnmt、Tomanなどともリンクする、アルペジオを主体とした黄昏のうたもの、スロウコア〜ポストロック〜マスロック、アヴァン・ポップあたりの要素も入り混じったような、ひねったセンスのスパイスをポップでフレッシュなサウンドの中に効かせた作品に仕上がっています。全6曲26分収録。
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