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Jaga Jazzistのメインソングライターで実質音楽面のリーダーであるLars Horntvethの、2004年作の前作『Pooka』以来5年振りとなる2ndソロアルバム。
その天才っぷりをいかんなく発揮していた前作もクラシック~映画音楽〜劇中音楽などの範疇にもはいるサウンドを見せていましたが、今作はさらに物語性に満ちた映像的で創造的な音世界を構築。ヴァイオリン〜チェロ〜ヴィオラだけで30人以上ゲストミュージシャンがクレジットされている弦楽器、フルートやクラリネット、ホーンなどによるジャズ〜シンフォニックなオーケストラルサウンド、コズミックなプログレテイストを醸し出しているシンセ、そしてギターサウンドや、打ち込みのビート〜エレクトロニクス・アレンジなどをミックスしたサウンドが、場面場面によって使い分けられて映画の物語が進んで行くように展開されていく全1曲36分。オーケストラ・サウンドではありますがストリングスやピアノの厳かな響きだけに頼るのではなく、ジャズ〜プログレ〜エレクトロニック・ロック〜ポストロック〜エレクトロニカなどのテイストも溶解したサウンドのなかで、多彩な楽器が展開によって様々な表情を作り空間が彩られていく、昨今のポスト・クラシカル勢とはまたひと味ことなるハイ・クオリティな世界を作り上げています。今作も完成度の高い傑作です。
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