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2nd『A Strangely Isolated Place』以来4年振りのリリースとなった、Ulrich Schnaussの2007年作の3rdフルアルバム。
1stでのキラキラとしたダウンテンポ~チルアウトエレクトロニカから、前作で80年代後期~90年代初頭のシューゲイザーアーティストとリンクするファジーなサウンドへと進化いたしましたが、今作もその多くのファンを獲得した2nd路線のドリーミーなファズサウンドを展開。上空からきらめきながら降り注ぐUlrich Schnaussならではの美麗シンセ~エレクトロニクスの美しいまたたきとダウンビートのエレクトロニックサウンドに、アンビエンスなノイズ~音が割れるほどのノイジーなギター、そして輪郭がぼやけたにじんだウィスパーヴォーカルを前作以上にフィーチャーして、時おり粗めのノイジーなサウンドを取り入れながらも、空間に反響するサウンドと声が美しく舞う幻想的なまどろみのサウンドスケープを作り上げています。コーラスのみではなくちゃんとしたうたのヴォーカルトラックも増えて、確かにエレクトロニカではなくなっている面もあるのですが、やはりビートとうわものがゆったりとドリーミーに広がっていく美しい艶と清涼感のあるサウンドは彼ならではのものです。これまでのUlrichサウンドのファンのかたに引き続きオススメなアルバムに仕上がっています。