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Prefuse 73をはじめとする複数の別プロジェクトでも活躍している、Scott HerrenによるSavath & Savalasの2007年作の3rdアルバム。
レーベルは移籍しましたが内容はWarpからリリースされた前作『Apropa't』と同ラインの、ラテン~ブラジル音楽を消化した穏やかなフォーキーサウンドと、効果音的なエレクトロニクスをミックスしたサウンドに、サウダージ感あふれるハーモニックなうたをのせた、生音+エレクトロニクスのノスタルジックなブラジリアン・アコースティック・ポップ。緩やかなうたよりのサウンドなかにも、Mice Parade、Tortoise、Trioskあたりにも通じるオーガニックなジャズグルーヴや、エレクトロニカ/ヒップホップ/ブレイクビーツに精通するアーティストらしいラップトップでのエディットワークなども駆使して、今作も味わい深いアルバムをつくりあげています。前作ほとんどデュオといっていいほどスペイン人女性ヴォーカルがフィーチャーされていましたが、今作はクレジットに彼女の名前が見当たらず、その代わりJose Gonzalez、Mia Doi Todd、Tyondai Braxton(Battles)、Laurence Pike(Triosk)、John McEntire(Tortoise)などなどの多彩なゲストともに制作されています。全16曲52分収録。