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2006年末にAmpoule傘下のTalent Hooverから100枚限定3"CD-R4枚組でリリースされすぐに完売した、Pubのアルバム『Sekatuo Ton』がCDでAmpouleから正式に再リリースされました。オリジナルアルバムとしては3枚目、『Legless』『>Single』の編集盤も含めますと通算5枚目のフルアルバムとなります。
今作はなだらかに脈打つダビーなビートトラックは見せておらず、静寂のなかに反響音やデジタルノイズなどのかすかなざわめきや、会話のサンプルなどを静かに溶けこませたミニマル・ドローン~ミニマル・アンビエントサウンドを中心に収録。特にアルバム冒頭~中盤部は10分ちかいディープなフローティングサウンドで、実験的な瞑想アンビエント・トラックが仄暗く淡々と流れていきます。中盤以降もビートはありませんが、そのなかにアコギやハーモニックで美しいクリアトーンのメロディ、さらに淡いささやきのうたなどを取り入れて、また違った側面をもった静寂の世界を描き出しています。Pubのミニマルなアンビエント路線のサウンドのファンのかたや、Infraction作品のファンのかたなどにオススメな1枚です。全11曲79分収録。3"CD-R4枚組とほとんど同内容ですが、「The Tides」が短いバージョン違いに、CD-Rの時ラストトラックは3分ほどの「Untitled」でしたがCDでは6分ある「Silly」に変わって収録されています。そしてAmpouleのCDは毎度相変わらず音圧が弱いので今回もヴォリュームを上げないとよく聴こえません。