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Glen Johnsonを中心とするPiano Magicの2007年作のフルアルバム。
ハイトーンのきらびやかな響きでかき鳴らされる疾走感のあるノイジーギター~ムーディーなシンセに、ダンディーなヴォーカルをのせた耽美なファジーギターロック、繊細なアルペジオとアンニュイな男女ウィスパーヴォーカルで染み渡るMus、Innocence Missionあたりを彷彿させるロマンティックなうたもの、そしてエレクトロニック・ポップから、ネオサイケ、シネマティックなアンビエント・テイストまでがブレンドされたような霧がかった色香のあるサウンドとうたで、前作のアルバム『Disaffected』の流れを汲むThe Smiths、Joy Division、New Order、Echo & The Bunnymenなどにも通じるサウンドなどを今作でも聴かせています。今回これまでになくストレートなギターロックサウンドも繰り広げていますがミステリアスで美しい雰囲気は変わっておらず、David Sylvian~Nine Horses、Arca、Blonde Redheadあたりのファンのかたにもオススメなアルバムに仕上がっています。